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2024年10月8日

パスポート更新時のリタイヤメントビザ転記の流れは?

パスポートと、リタイアメントビザの期限が都合良く重なる、なんてことは、なかなか無いでしょう。
ほとんどの方は、リタイアメントビザを更新するまでにパスポートを更新しなければならないタイミングが訪れます。

もし、リタイアメントビザ更新の際に、リタイアメントビザ更新後の本来の期限が、パスポートの有効期限より先の場合、そのままビザを更新するとリタイアメントビザの有効期限がパスポートの有効期限までとなり、損をするかもしれません。

パスポートの切替申請をする

では、リタイアメントビザの有効期限内にパスポートの切替申請をするにはどうすれば良いでしょう。
こちらを参考ください。→ パスポートの切替発給「在タイ日本国大使館」

このページで確認できるとおり、パスポートの残存有効期間が1年未満であれば、パスポートの切り替え申請が可能です(パスポートには更新という概念はなく、実際には新しい有効期限のパスポートに切り替えという扱いになります)。

在タイ日本大使館でのパスポート切り替え申請に必要な書類

  1. 一般旅券発給申請書
    → オンラインで個人情報を入力することで、申請書を自分で印刷できます。
  2. 証明写真2枚。4.5x3.5cm
    → 近くの写真屋さんにお願いして、撮影して貰いましょう。
  3. パスポート原本。

この書類をそろえて、在タイ日本大使館の開館時間内に申請に行きましょう。
申請は、待ち時間を除けば数分で済みますが、申請時には必ず「リタイアメントビザの転記のため、イミグレーションに提出する書面の発行」も依頼してください(この書面は大使館で用意してくれますので、所定の書面に今のパスポート番号とローマ字氏名、パスポートと同じサインをしましょう)。

申請料は交付時に支払います。新しいパスポートの交付日は、申請日を入れて4営業日(例:火曜日申請なら金曜日交付)となります。

交付日には、申請時に受け取った申請受理票と、タイバーツ現金を忘れずに持参しましょう。

イミグレーションでのリタイアメントビザの転記申請

次は、イミグレーションでのリタイアメントビザの転記申請です。

必要な書類

  1. 新しいパスポート。
    → 顔写真のページのコピーを取っておくこと。
  2. 古いパスポート。
    → 顔写真のページ、最後の入国スタンプのあるページ、リタイヤメントビザのスタンプのあるページ、最後のリタイヤメントビザ延長スタンプのあるページのコピーを取っておくこと。
  3. 出国カード。
    → コピーを取っておくこと。
  4. 在タイ日本大使館から貰った、イミグレーションへの手紙。
  5. Transfer stamp to new passport form (イミグレーションで貰える)
  6. タイの銀行預金残高証明書(リタイアメントビザ申請時と同じ80万バーツを下回らないことを証明できること)
  7. タイの銀行預金通帳のコピー。

※コピーした書類の余白には、必ず青色のボールペンでパスポートと同じサインをしましょう。

Transfer stamp to new passport formの例

イミグレーションの受付で、在タイ日本大使館から貰った書類を見せて、番号札と専用フォームを貰いましょう。

順番待ちをして、自分の番が来たら、まずは書類確認の担当官のブースに呼ばれますので、書類チェックを受けましょう。人によっては、この際に追加書類や、追加の記入事項を伝えられますので、指示通りに対応しましょう。

次は、実際にリタイアメントビザスタンプの転記を担当するか担当官のブースに呼ばれますので、担当官に、パスポート切り替えのためビザの転記をしたい、と英語かタイ語で伝えましょう。

バンコクのイミグレーション・ディビジョン1では、リタイアメントビザスタンプの転記に金銭は要求されませんでした。
イミグレーションでの申請には、待ち時間を除けば、約10〜15分ほどで申請が終わります。

後は、担当官から呼ばれるまで待ち、リタイアメントビザが転記された新しいパスポートを受け取って、内容を確認しましょう。

最後に…

パスポートの有効期限は最大10年ですから、次の有効期限が来るまでに、ビザスタンプの転記方法は変わっているかもしれません。在タイ日本大使館やイミグレーションでは、常に最新の情報を仕入れるように心がけると良いでしょう。

ブログの内容は投稿当時の法律・運用状況に基づいたものです。投稿後に法改正や運用変更がなされている場合がありますので、当ブログの情報を活用される場合は、必ずご自身の責任で最新情報を確認してください。

加地 茜
加地 茜https://a-kaji.mystrikingly.com/
言葉も文化も謎だらけのタイに、たった一人で来るのはきっと心細いと思います。私も初めてタイに来たときはそうでした。 皆さまがタイに居るときも、いつもほっこりした温かい気持ちでいられるように、一緒に悩んで泣いて笑っちゃいましょう。 些細なことでも、いつでも気軽に尋ねて下さいね。
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