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皆さま、明けましておめでとうございます。สวัสดีค่ะ 加地 茜(かじ あかね)です。
2024年たつ年の元旦は、新型コロナによる制限がほぼほぼ解消された2023年を簡単に振り返ってみました。
タイの観光経済が回復。
日本貿易振興機構(ジェトロ)による2023年11月8日の発表では、9月の外国人観光客数は213万600人となり、前月比5.6%増となった。ほぼ全ての国からの観光客数が前月より増加となりました。
新型コロナウィルスによる制限は無くなり、バンコク中心街では外国人旅行客の姿がコロナ前に近いレベルまで多く見られる様になってきました。
さらに、新型コロナウィルスによりリセットされたモールやナイトマーケットが新しい観光地として復活し、人気を博しています。
特に、2023年は公共交通機関となるモノレールのイエローラインとピンクラインが開通し、より広い地域に経済効果をもたらしています。
2024年は、さらに地下鉄のオレンジラインが開通し、よりスムーズにバンコク都内を移動出来るようになることを願っております。
2022年からさらに、タイの在留邦人数が減少
新型コロナウィルスによる経済の悪化により、外務省の統計によると、2023年10月1日現在でタイの在留邦人数が前年比でマイナス7.8%と、2022年に続けて2年目のマイナスとなりました。
また、タイ政府では、タイ国外で得た利益をタイに送金しておらずともタイ国内で課税対象とする方針を打ち出し、日本人だけで無く、タイでリタイヤを過ごす外国人にとって2024年は苦難の年となる可能性が出ています。
今後、タイでの起業を検討する際には、日本人をターゲットしたビジネスは完全に下火となり、中国人など日本人以外の外国人、またはタイ人をメインターゲットとしてビジネス戦略が必要となってくるでしょう。
2024年は、たつ年。皆さまのビジネス戦略やニーズが龍のように右肩上がりとなってくれることを祈っています。