26.1 C
Bangkok
2024年11月12日

会社の維持費用(ランニング・コスト)

ここに記載した内容は最少規模の会社をイメージした一例です。

毎月の費用(一例)

項目 金額 (バーツ)
会計処理費用 6,000(最低)
自分の給与所得税 (給料50,000バーツの場合の税金) 50,000+1,900±
タイ人従業員の給与 40,000
タイ人従業員の社会保険料 (平均給与10,000バーツとして) 500×4=2,000 
事務所賃貸料 20,000
電気水道+通信費+雑費 10,000
月計: 109,900

年間の費用(一例)

項目 金額 (バーツ) 小計
年度会計費用と会計監査 (年商200万バーツ以下の場合) 72,000+7%+30,000から 107,040
自分の給与+ボーナス+所得税 (給料50,000バーツの場合の税金) 600,000+24,700 624,700
タイ人従業員の給与+ボーナス(計13ヶ月) 40,000×13 520,000
従業員4名の社会保険(会社負担分) 24,000 24,000
ビザ延長費用 (延長申請料+代行手数料) 15,000+7% 16,050
労働許可証期限延長(延長申請料+代行手数料) 5,000+7% 5,350
事務所賃貸料 20,000×12 240,000
電気水道+通信費+雑費 10,000×12 120,000
  年計: 1,657,140

日本人のビザ・労働許可証を維持するには年間60万バーツ以上(日本人給料相当額)の年商(利益ではない)が必要です。
もし1年間の収入が全く無い場合は架空の収入の領収書60万バーツ分を発行し、それにかかるVAT (付加価値税7%)の42,000バーツの納付が必要です。

※売り上げのすべてが外国に対するサービス料という名目ですとVATの7%を払う必要はありません。

ブログの内容は投稿当時の法律・運用状況に基づいたものです。投稿後に法改正や運用変更がなされている場合がありますので、当ブログの情報を活用される場合は、必ずご自身の責任で最新情報を確認してください。

JWC横須賀
JWC横須賀
1952年生まれで茨城県水戸市生まれ。在タイ・バンコク25年超。(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション元代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年10月に法人設立。バンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動していました。 2020年コロナ禍により現役を引退して社外アドバイザーになっています。
広告

関連のあるコラム