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2024年12月22日

2016年格差社会世界第3位のタイ国

Oxfamの報告書によると、2016年のタイの格差は、ロシア、インドに次ぎ世界3位であった。2015年の世界11位から上昇する結果となった。

2008年には5名だったタイの大富豪は、2015年には28名になった。一方でタイ人全体の10%(約7百万人)が、まだ貧困層。タイ人の4分の3超の人が土地を全く所有しておらず、タイ全土の土地所有権証明書(チャノート)の61%が、10%の人口の手にある。

一時間働いた報酬の平均は、男性が100バーツなのに対し女性は87バーツ。また、収入の少ない家の子供が大学に入れる機会は、他の人と比べて19倍。

格差が世界一とされるロシアは、国内の1%の裕福な人が国全体の74.5%もの富を所有しているとされる。2位のインドは1%の裕福な人が国全体の58.4%の富を所有。

そして今回3位となったタイは、1%の裕福な人が国内の58%もの富を所有しているのである。

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JWC横須賀
JWC横須賀
1952年生まれで茨城県水戸市生まれ。在タイ・バンコク25年超。(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション元代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年10月に法人設立。バンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動していました。 2020年コロナ禍により現役を引退して社外アドバイザーになっています。
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