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2024年2月25日

タイの知的財産権制度について

タイの技術・工業および知的財産権供与に関わる制度

タイは、技術・工業および知的財産権供与に関わる制度を整備しています。この記事では、タイの著作権、商標権、特許権、回路配置の保護、営業秘密などについて詳しく説明します。

著作権

タイの著作権制度は、1931年に文学および美術保護法が制定され、1978年に著作権法が制定されました。しかし、商業面への適用が不十分であったため、1994年に改正著作権法が公布され、コンピュータプログラムが著作物であることも明確化されました。

現在の著作権法では、著作権は著作者の生存中およびその死後50年間保護されます。法人の場合は、著作権の保護期間は創作のときより50年、応用美術の場合は創作のときより25年となります。

また、2015年には著作権法の改正が行われ、写真著作権の保護期間が作者の生存期間中および死後50年に延長されました。さらに、サービスプロバイダの責任免除規定も設けられました。

商標権

タイの商標制度は、1931年に旧商標法が制定され、1991年に新商標法が成立しました。新商標法では、サービスマークと証明標章が保護対象に加えられ、罰則規定も強化されました。

商標の保護期間は、出願日から10年間であり、以後10年ごとに更新することができます。また、2016年には商標法の改正が行われ、商標の国際登録を認めるマドリッド協定議定書への加盟が行われました。

特許権

タイの特許制度は、1979年に特許法が制定され、1999年に改正特許法が公布されました。特許法の改正により、発明特許の保護期間は出願日から20年間となりました。

また、タイは2009年に特許協力条約に加入し、国際特許出願の受付を開始しました。特許出願を行う際には、パリ条約に基づく優先権を主張することも可能です。

回路配置の保護

タイでは、集積回路の回路配置保護法が2000年に施行されました。この法律では、独自に創作された回路配置を保護するために、商務省知的財産局への登録が必要です。保護期間は、申請日または商品として使用された日のどちらか早い時点から10年間となります。

営業秘密

タイの営業秘密は、2002年に施行された営業秘密法に基づいて保護されます。営業秘密とは、一般に知られておらず、営業上の情報であり、その秘密から商業的価値が生まれるものを指します。営業秘密は登録する必要はありませんが、秘密とみなされる限り保護の対象となります。

以上がタイの技術・工業および知的財産権供与に関わる制度の概要です。タイでは、知的財産権の保護を重視しており、法的な枠組みが整備されています。

【FAQs】

Q1. タイの著作権保護期間はどのくらいですか?

A1. タイの著作権保護期間は、著作者の生存中およびその死後50年間です。

Q2. タイの商標の保護期間はどのくらいですか?

A2. タイの商標の保護期間は、出願日から10年間であり、以後10年ごとに更新することができます。

Q3. タイの特許の保護期間はどのくらいですか?

A3. タイの特許の保護期間は、発明特許の場合は出願日から20年間です。

Q4. タイの営業秘密は登録する必要がありますか?

A4. タイの営業秘密は登録する必要はありませんが、秘密とみなされる限り保護の対象となります。

Q5. タイの知的財産権を侵害した場合、どのような罰則がありますか?

A5. タイでは、知的財産権の侵害に対して罰則が設けられており、法的な措置が取られることがあります。

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参照記事:>https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/invest_08.html

加地 茜
加地 茜https://a-kaji.mystrikingly.com/
言葉も文化も謎だらけのタイに、たった一人で来るのはきっと心細いと思います。私も初めてタイに来たときはそうでした。 皆さまがタイに居るときも、いつもほっこりした温かい気持ちでいられるように、一緒に悩んで泣いて笑っちゃいましょう。 些細なことでも、いつでも気軽に尋ねて下さいね。

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